BLUE DREAM

夢見がちな(現実逃避が得意な)女子大生のゆる〜い独り言。

受験生生活を思い出す。

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大学生になってから1年数ヶ月。

大学生活にも1人暮らしにも、やっと慣れてきました。

 

洗い物を溜めたり、講義を寝過ごしても、

大きな罪悪感を感じなくなってしまったり……。

 

(……慣れすぎて、いい加減になってないか?)

 

 

今日の朝、実家にいるお母さんと長時間メールのやり取りをしていました。

最初は何でもない話をしてましたが、だんだんと妹の話になっていって……。

 

妹は現在高校3年生。

そう。彼女は今、受験生なのです。

 

妹、受験する大学に迷って悩んでいるみたい。

 

これといった目標なしに進学校を受験する人、

意外と多いのではないでしょうか?

……私もその1人でした。

「大学を出たい」

それだけの理由で進学校の高校を受験しました。

 

私が通った&妹が現在通っている高校は、

地元唯一の進学校なんですけど、

あれは間違いなく『自称進学校

もう、とにかく……酷かったです。(言葉にならない)

 

入学してからすぐに志望大学を紙に書かされたりして……

まだ、どんな大学があるのかすらも把握できていないのに!

 

「取り敢えず勉強さえしていれば、後々、選び放題でしょ」と

将来のことなんか全く考えず、目の前のテストや模試だけに集中し、

気がつけば高校生活の半分が終了。

 

そろそろ進路のこと真面目に考えなきゃ!

と、色んな大学のHPをのぞき始めるのがこの時期。

 

「私が本当にやりたいことって何だろう?」

「今決めて後で後悔しないだろうか?」

 

色々考えちゃって、最終的には

 

「私、何のために勉強してるんだろう……?」

 

と考えるようになりました。

 

 

勉強ばかりしていると、

自分の"本当にやりたいこと"がわからなくなってしまう

 

と、私は思っているんですよ。

 

 

最初から明確な目標があって、

その目標のために勉強を頑張るのがベストだと思うんですけど、

そんな立派な人、中々いないですよね。

 

進路に関しては、悩むだけ悩んで正解だと思います。

サッと決定できないのが普通ですから。

 

しかし、そうやってじっくり自分の将来について考えていると、

学校が背後から大きな声で急かしてきます。

 

「早く進路決定しろ! 手遅れになるぞ!」

「お前、その大学or学部で本当にいいのか?」

「この大学のこの学部を受けろ!」

 

自称進学校の特徴。

 

「勉強! 勉強! 勉強!」

「長時間勉強するヤツが偉い!」

「課題をしっかりやれないヤツは受験失敗するぞ!」

「定期考査で点取れないヤツは受験でも点取れないぞ!」

「国公立は必ず受けろ!」

「特別講座を用意してやったから全員受講しろ!(強制)」

「放課後は学校に残れ! 休日は学校に来い!(強制)」

 

もうね、とにかく過干渉すぎるんですよ。

趣味に割く時間まで奪われちゃうんですからね。

そんな生活を続けていれば、

自分の"本当にやりたいこと"なんて簡単に見失っちゃいますよ。

 

私は そんな自称進学校の教師たちに

ヒドイ目に遭わされました……。(その話はまた今度)

 

妹が以前、私に相談してきました。

「自分が将来何をやりたいのかわからない」

「自分が熱心になれることが何なのかわからない」と。

 

それを今の自分に尋ねてみてわからないのであれば、

過去の自分に尋ねてみてはどうか? と私は答えました。

 

小学生の頃に夢中だったものって、

今も変わらず好きだったりしませんか?

意外と、それこそが、

"最も情熱を注ぎ込むことができるもの" だったりするかもしれませんよ。

 

私自身、立派な高校生活を送ってきたわけじゃないから

あまり大きなことは言えませんでしたが、

これだけはハッキリと言うことができました。

 

わからないからといって、

大人たちの意見のみに耳を傾けるのはとっても危険だということ。

 

後で「失敗した!」と思って

「あなたのいう通りにやって失敗した!」 と訴えても、

その大人たちは何の責任も取ってくれないし、

勿論、謝罪なんてしてくれない。

ヒドイ時は「人のせいにするな!」と怒鳴られるかもしれない。

 

大人たちの意見も聞きながら、

でもやっぱり、自分の意見を何よりも尊重するのが大事だと思います。

 

先生が勧めたから、親が望んでいるから、といって

他人の都合で自分の将来を決定するの、嫌じゃないですか?

 

私は絶対嫌です!

 

自分の"本当にやりたいこと"が分かったのであれば、

もうこっちの勝ちです。

他人の意見に耳を貸す必要なんてないし、

大学名なんか、どうだっていいんです。

 

 

あぁ……

高校時代のことを思い出していると、あの時の苦労が蘇ってきました……。

第一志望の大学に合格したと知った時、どんなに嬉しかったことか……。

いいタイミングで初心に帰ることができました。

 

洗い物を溜めてしまわないように、

講義を寝過ごしてしまわないように、

1日1日を、もっとしっかり生きていこう……。

 

今のこの時間は

過去の自分が作り出してくれた時間ですからね。